コロナ禍の反省とスポーツ宣言都市

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野田市スポーツ協会
会 長 鈴木 昭夫

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ようやくスポーツをはじめ、社会全体の動きが加速されていると実感しています。

思うように活動できない時、本市スポーツ活動推進に関わられている皆様には、途切れぬ思い、状況判断等、幾重にも工夫、対応されてこられましたことご苦労様です。
まさに歴史上の試練の最中でありますが、尚、世界を揺るがしているウクライナの惨状を思うにつけ残念です。

この3 年間、“大会”といえる活動は行いにくい状況でした。しかし、そのような中、3年ぶりに開催された“東葛地区”伝統の「東葛中学駅伝」が70 余校、700 名余の選手が襷をつなぎ、沿道を賑わせたことは記憶に新しいことです。この駅伝は、有名校に多くの選手が集まる、ということではなく、各校ごとに選手を選抜、練習も工夫して取り組み、バトンがつながれているものです。今回の優勝校は、県の代表として、全国大会においても“優勝”を遂げ、花をそえました。各市警察や、交通安全協会等、多くの団体の皆様の支援もあり成し遂げられていること、まさに地域の皆様のお陰でもあり、誇りでもあります。

一方、この3 年間に青少年を取り巻く活動について、特に中学校部活動の“地域移行”が話題になっています。青少年、特に中学生の活動母体にかかわることのため、今後も検討の必要ありと考えます。多くの施設を有する学校で、大半の教職員に加え一部の社会人も参画して進められていますが、尚、精査し推進される必要があるのではないでしょうか。

今年度、本市は健康スポーツ文化都市宣言をしました。施設、設備の充実と同様、男女、年齢差を考慮し、一段と”工夫”をこらし、まちの飛躍につながりますよう更なる活動推進をお願い致します。

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令和5 年（2023）5 月